介護タクシーの利用法

介護タクシーで介護保険が使えない場合

 

介護タクシーは、全ての利用に介護保険が適用される物ではありません。どの様な目的でも介護保険が使えると言う思い込みで、トラブルが起きていることもあるそうです。介護タクシーを利用する時は、介護保険が適用されるかどうかをしっかりと確認しておく必要があります。

 

 

まず、条件としては、介護認定で要介護1以上の方は介護保険対象者になりますが、要支援者は対象外になります。そして、担当のケアマネージャーに介護プランを作成してもらうことが必要になります。また、介護タクシー会社が介護保険指定業者番号を取得していなければ、介護保険を適用することは出来ません。

 

 

このような条件に当てはまらないと、介護保険は適用されないので注意しましょう。タクシー業者に問い合わせて、介護保険指定業者であるのかを確認しておくことも必要でしょう。確認が出来ない時は、担当のケアマネージャーの方に相談すれば、調べてくれます。

 

 

また利用目的によっても、介護保険が適用されない場合があります。観光目的での利用、日常生活に必要な物以外の買い物、病院や施設への入院や一時退院、転院などが目的での利用には適用されません。

 

 

介護タクシーを利用する場合は、利用目的が介護保険適用に該当しているのか、タクシー業者が介護保険指定業者であるかどうか、利用する方が介護保険適用に該当しているか、そして、ケアプランを作成してもらえるのかなど、しっかりと確認をした上で利用すれば、トラブルも無く低料金で使うことが出来ます。